胃の不調
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2025.05.09
こんにちは。 光ヶ丘 ほぐしサロンRian です。
今日は5月の胃の不調にお勧めの食事をご紹介いたします。
東洋医学の考えに基づくと5月の胃の不調には「脾」の働きを助け「肝」の気をしずめる様な食材や調理法を取り入れてあげることがおすすめです。
おすすめの食材
◉米、もち米;消化しやすく、胃腸にやさしい主食です。
特に温かいおかゆは弱った胃腸を労わります。
◉いも類(じゃがいも、サツマイモ、山芋など);「脾」を補い、消化機能を高める働きがあります。煮物や蒸し料理がおすすめです。
◉豆類(豆腐、納豆);良質なたんぱく質を含み、胃腸にも負担が少ない食材です。
◉かぼちゃ:甘みがあり、胃腸を温め、「脾」を補うとされています。
◉キャベツ;胃の粘膜を保護する働きがあると言われています。加熱して柔らかくすると消化しやすくなります。
◉大根;消化酵素を含み、胃もたれを解消する助けになります。煮物や大根おろしで。
◉鶏肉(ささみなど脂肪の少ない部位):良質なたんぱく質で。消化にも比較的やさしいです。
◉旬の野菜(アスパラ、スナップエンドウなど):新鮮な旬の野菜は生命力にあふれ身体を整える助けになります。ただし生でたくさん摂りすぎると胃腸に負担がかかる場合があるので、加熱調理がおすすめです。
◉香りの良い野菜やハーブ(ミント、シソなど):「肝」の巡りを良くしリラックス効果もきたいできます。少量を取り入れてみましょう。
調理法のポイント
○温かい料理:冷たいものは胃腸を冷やし働きを鈍らせるので
温かい料理がおすすめです。
○消化しやすい調理法:煮る、蒸すなど油をあまり使わない調理法がおすすめです。
○薄味:香辛料や味付けの濃いものは、胃に刺激を与える事があります。
素材本来の味を生かした薄味を目指しましょう。
○よく噛んで食べる:唾液には消化酵素が含まれており、よく噛むことで胃の負担を減らす事が出来ます。
控えて頂きたいもの
◍脂っこいもの:消化に時間がかかり胃もたれの原因に
◍甘いもの:過剰な摂取は「脾」の働きを弱めると考えられています。
◍生もの(特に冷えたもの):胃腸を冷やし、消化不良を引き起こす事があります。
◍刺激物(香辛料。カフェイン、アルコール):胃の粘膜をしげきします。
不調を悪化させる可能性があります。
リラックスできる時間を作ることを大切にして下さい。
ストレスは「肝」の気を滞らせ、胃腸にも影響をあたえます。
軽い運動や趣味の時間を持つなどリラックスできる時間を作りましょう。
不規則な食事は自律神経の乱れにもつながり胃腸の不調を引き起こしやすくなります。
これらの食事や生活習慣を参考に5月も健やかな胃腸で過ごせるように心がけてみて下さい。